プロジェクト最前線

佐世保市山県町にて、「(仮称)山県町マンション新築工事」が進行しています。地上11階建て、全37戸で建設される当該物件は、大型商業施設「させぼ五番街」や四ヶ町アーケード、佐世保駅にも徒歩圏内の立地で、優れた生活利便性が期待されます。
昨秋に着工し、約1年間の工期で施工が進むプロジェクトについて、工事の概要や現場員の声をご紹介します。

プロジェクト最前線(1)

■安全対策
敷地境界には高さ2mの仮囲いによる区画のほか、外部足場に防護柵(朝顔)を設置することで、万一物が落ちても地上まで落下しないよう対策を行っています。
また、資材搬入時やコンクリート打設時には誘導員を配置し、第三者の安全確保に努めています。
また、安全帯着用・使用の徹底、危険予知活動の実施などを通じて、作業中の事故を未然に防ぐ取り組みを続けています。

■基礎工事、躯体工事
建物を支える上で大きな意味を持つ基礎工事では、約3mの掘削を行ったのち、山留工法を施しました。本件の建設地は、地中の岩盤の深さが敷地内でも大きく異なったことから、杭工事と岩盤に直接基礎を乗せる工法を採用しました。掘削の進め方や重機の配置計画などについて、綿密な打ち合わせを行うなど、パートナー企業様との連携も重要となる工程です。
約2週間ごとのサイクルで各階のコンクリートを打設しており、現在は8階の躯体工事を行っています(平成30年5月1日現在)建物内部では内装工事も順次進んでおり、工程は順調に進捗しています。

プロジェクト最前線(2)
プロジェクト最前線(3)

■品質確保、工期遵守
建設工事において大切なことは、安全に工事を進め、より高品質な建物をお客様に御引渡しすることです。雨漏りを発生させないことや、内外装における仕上げ不良を防ぐなどの品質目標を掲げ、記録しながら施工することで、建物の品質確保に努めています。
また、材料や製作物の速やかな段取り、工事の進捗を踏まえた日々の打合せを充実させることで、手戻りや遅れが生じないよう心がけながら、工期内の竣工に向け施工しています。

■現場員の声
現場の本山所長に、竣工へ向けての思いを聞きました。
「現在、現場では躯体工事が進むほか、建物内部の工事も同時進行しています。工種が増えることで、工程の調整や打合せが大変ですが、工事が安全かつ円滑に進むよう、パートナー企業様と心を一つに仕事をしています。何より、お客様に喜んで頂ける建物を造り上げたいと考えています。竣工まで約4ヶ月となりますが、引き続き皆で力を合わせて頑張って行きます。」

プロジェクト最前線(4)

■工事概要
工事名:(仮称)山県町マンション新築工事
施工場所:佐世保市山県町
用途:共同住宅(賃貸マンション)
構造:鉄筋コンクリート造11階建て
戸数:37戸
竣工:平成30年9月予定
設計・施工:株式会社 池田工業